ミーの２５＋２５冊 - flurryのとこ。

　何だか知人がこぞってやっているので、ミーもやってみることに。１７歳以後に読んだのを前半に、１０〜１７歳頃のを後半にと大まかに分けてみましたよ。あと、後半の部分は大体の読書順で並べてみました。前半部分は同じ傾向の本があまりにも並びすぎたセレクションになってしまったので大いに反省。

（前半）

ルーディ・ラッカー「ホワイト・ライト」
グレッグ・イーガン『ルミナス』（「90年代SF傑作選」）
ブルース・スターリング「スキズマトリックス」
ニール・スティーヴンスン「ダイヤモンド・エイジ」
ウィリアム・ギブスン『ガーンズバック連続体』（「クローム襲撃」）
バリントン・Ｊ・ベイリー「時間衝突」
中野馨「脳をつくる」
西垣通「デジタル・ナルシス」
佐藤良明「ラバーソウルの弾みかた」
村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
ガルシア・マルケス「百年の孤独」
スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」
フランク・ハーバート「デューン　砂の惑星」
レイチェル・カーソン「われらをめぐる海」
クロード・レヴィ＝ストロース「悲しき熱帯」
神谷武夫「インド建築案内」（→http://www.ne.jp/asahi/arc/ind/）
高橋健司「空の名前」
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「故郷から１００００光年」
Ursula K. Le Guin "The Ones who Walk Away from Omelas"
ジョージ・オーウェル「１９８４年」
シェイクスピア「リア王」（新潮文庫）
見田宗介「時間の比較社会学」
木村敏「時間と自己」
スラヴォイ・ジジェク『メランコリーと行為』（「全体主義――観念の誤使用について」）
Jonathan Tweet et al. "Dungeons & Dragons Player's Handbook"

（一言感想作成中）
01. 完璧。「俺のこの手に宿る無限パワーが！」／02. ロケットで突き抜けろ。「泣きながら一気に読みました」／03. 熱力学。真冬に炬燵で温まりながら読むと良い／04. 「人生で大事なことは、すべてゲームブックから教わった」／08. 人生を狂わせた一冊／11. 冒頭が超絶に格好良い。十年でも千年でもなく正しく百年間の孤独／12. アンチノミー詰め合わせセット／13. ごめん、一番好きなのはデヴィッド・リンチの映画（手で大砂虫の物まねをしながら）／14. 「海辺」とどちらにするか悩む。自然描写文の一つの到達点／17. 好きですが何か？／19. 驚くほど巧みな語り口／20. 色々なものが剥がれ落ちつつこちらへと迫ってくる、そのスピード感／21. 「男性だってアンティゴネになれる」／22. 見田氏の授業レポートを書くのに一週間呻吟したあの思い出のために／25. 人生を狂わせた一冊。TRPGを再び遊び始めることになるなんて全く予想してなかったよ

（後半）

マーチン・ガードナー「Ａｈａ！ゴッチャ　ゆかいなパラドックス」
レイモンド・Ｆ．ジョーンズ「合成怪物」（岩崎書店）　
Ｊ・Ｈ・ブレナン「ドラゴンの洞窟」（二見書房）
ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」
ペレツ「やさしい物理の話」
Ｖ・セレブリアコフ「ＩＱメンサパズル」
ジュール・ヴェルヌ「神秘の島」（福音館古典童話シリーズ）
呉承恩「西遊記」（福音館古典童話シリーズ）
ジャック・イブ・クストー「クストー海の百科」
「ブリタニカ大百科事典」
本多勝一「極限の民族」
塩野七生「海の都の物語」
北杜夫「どくとるマンボウ航海記」
星新一「ようこそ地球さん」
リチャード・バック「かもめのジョナサン」
阿部謹也「中世の星の下で」
アガサ・クリスティ「クィン氏の事件簿」
小松左京「復活の日」
眉村卓「重力地獄」
スティーブ・ジャクソン「城塞都市カーレ」
フレデリック・フォーサイス「悪魔の選択」
小林秀雄『無常という事』（「モオツァルト・無常という事」）
ジェラルド・Ｍ・ワインバーグ「コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学」
フレドリック・ブラウン「スポンサーから一言」
定方晟「須弥山と極楽」

（一言感想作成中）
01. 10歳で読んだのは情操教育に悪かった。買い与えた親も親だ。前半01の参考書として使うと良い／02. 「ゴセシケ」／03. 親に捨てられた。泣いた／05. ソビエトが生んだ素敵な科学啓蒙本の一つ／06. 情操教育に悪かった。買い与えた親も親だ／07. わらしべ長者／10. いや「ミサイル」とかの項目を読んでたんだけどさ／11. 僕を生肉好きにさせた元凶／15. 好きですが何か？／22. 許すまじ、Ｚ会中学国語／23. アメリカに連綿と受け継がれる、ある種のユーモアと知性の結晶化