1800-08-01から1ヶ月間の記事一覧
■The Audacity of Rhetoric レトリックの勇敢さ スラヴォイ・ジジェク 2008年9月2日 http://www.inthesetimes.com/article/3862/ はてなブックマークに入れたい場合には、http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/flurry/180008 が便利です。
■ 1月に合衆国がマーティン・ルーサー・キング・Jr牧師の悲劇的な死の追悼を行った際に、バッファロー大学のヘンリー・ルイス・テイラー・Jr教授(都市史)は苦々しく述べた。「私たちは皆、この男が夢を持っていたことを知っている。私たちはその夢が何であ…
■ バラック・オバマ上院議員にとっての危険とは、歴史的な検閲が後になってキング牧師に行ったことを、すでに自分自身について行いつつあることである。すなわち、選挙での選出可能性を確かなものとするために、彼の公約(program)から論争的な話題を消し去…
■ オバマが「希望を抱くことの勇敢さ」*1「私たちが信じることが出来る改革」*2について語るとき、具体的な内容を欠いた改革というレトリックを彼は使っている。何のために希望を抱くのか? 何を改革するのか? オバマを偽善だと非難するべきではない。今日…
■ 10年以上前にイスラエルの新聞Ha’aretz紙が、当時の労働党党首エフド・バラク(Ehud Barak)に、もし彼がパレスチナ人として生まれていたとしたら彼は何をしたであろうかと訊ねた。バラクはこう答えた。「テロリスト組織に参加したでしょうね」 この言明は…
■ この点において、オバマは公的に話せることの限界を変える並外れた能力を示しつつある。現在までに彼が成し遂げた最も偉大な達成とは、洗練された、刺激的でないやり方によって、一度は口に出せなくなった話題――政治における人種問題の継続した重要性、一…
■ 世間一般の緩い基準においてでさえも、「単なるお喋りを止めて、何かを行いなさい!」という昔からの格言は、口にすることのできるもっとも愚かな事柄の一つである。 最近の私たちは、沢山のこと――外国への干渉や、環境破壊――を行い続けているのだ。 おそ…