(http://d.hatena.ne.jp/kantank/20071225/1198602402) ちなみに、数理社会学や行動経済学が登場する以前は、サイバネティクスや構造主義、システム論がこれらの学問の代わりを果たしていた。その役割は個人の思惑を超えた社会の総意としての日常的・人間…

(http://d.hatena.ne.jp/kantank/20071225/1198602402) 最近はやりの数理社会学や行動経済学は、個々人の日常的・人間学的な認識を、データベースを用いることで類型として導きだしている、と考えられなくもない。 いいえ、考えられません。似ているところ…

先の日曜に川崎で焼肉食ってたときに、有村(id:y_arim)を呼ぶかと電話したのに繋がらず、大層がっかりしたというのがあって。なんでも、白熊(id:p_shirokuma)とかいうひとと、 有村:「カジュアルな自己承認欲求など要らぬ。世界にただ在るものとして在…

少し前に野嵜さん(http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/)が書いてらっしゃった素敵文章。 全ての苛めに言へる事だが、苛める側は誰も否定出來ない眞理を持つてゐる。苛められる側についての正確な認識を持つてゐる。問題は、苛める側が、その眞理を、その…

優越感ゲームだの、あるいはメタメタした感じの自省だのといったものから距離を置く一つの方法として、自分以外のひとの話をするというのがございます。でも、たとえば「貴方は他人のことを悪く言うことで、優越感を得ようとしてますね?」と問いかけられた…

優、誕生日おめでとう。

今ごろ阪大では、ルーディ・ラッカーのセミナーが行われているわけですが。ううう。仕事のバカ。

以下は個人的メモ。ネタバレ風味。

円城塔「つぎの著者につづく」(文學界 2007年11月号)

凄いよこれ。超大好き。大はしゃぎな僕ですよ。この文章を目にしたひとはマスト読め、みたいな。

ミーハーなので閉店の光景を眺めに行きましたよ。シャッターが閉まるところを見守りながら、 「あのシャッターの下に、誰か身を投げ出したりしないですかね」「シャッターに取りすがって『開けてくれー』と叫ぶのも良いですね」 とか、そんな感じの会話を。

さようなら、渋谷店! さようなら、ブックファースト渋谷店! いやその、真面目な話、明日からどこの本屋に行けばいいのか途方に暮れているわけですが。

『School Days』最終回の感想をちょっと探ってみたんですが、作品に感じた単なる嫌悪感やら、つまらない正義感やらを「倫理」と称して、「倫理的にどうか」ということを言っている文章が結構あって軽くげんなりしました。安くなっちまったなあ、「倫理」。さ…

いや「コードギアス」に関しては何も知らないのですが、コードギアス世界での日本人の蔑称が「イレブン」というのを耳にしたので一つ。 はるか昔どこだかの本で、西欧での日本人の蔑称としてイレブンというのが使われている云々というのを読んだことがあった…

妹とデート。美人美人。楽しかったですよ。

きゃー。重要な一段落が丸ごとコピペミスによって抜けてました。すみませんすみません。「ここにおいて我々は〜」から始まる段落です。 指摘してくれてありがとうありがとう(北東に向かって手を大きく振りながら)

というわけで、その「あるテレビドラマ」に関してジジェクが書いた文章を適当にほんやくー。 スラヴォイ・ジジェク「ジャック・バウアーと緊急時の倫理」ちなみに訳している人間は、ときどき"must not"と"not have to"の区別がつかなくなってしまう程度の語…

ユナイテッド93とかいう映画のはなし。 (http://d.hatena.ne.jp/kebabtaro/20060822/p1) あと気になった点をもうひとつ。物語の内容面においては安易に政治的な理念を口にすることなく、(良い意味で)俯瞰的な視点を徹頭徹尾欠いたままに映画は終わるのだ…

某所。以前から思ってたんですけど、なんでそんなに年齢にこだわるの、とゆーか。

http://d.hatena.ne.jp/imaki/20051016 とかもありましたね。僕はリンク先引用文の前半にも後半にも、あと内田氏の「ロスト・ハイウェイ」評にも違和感を感じるという立場ですが。あ、AIRの話はするつもりが無いので何とも。ONEの話はやっても良いです。久弥…

>つまり誰が悪いのか、ということが解らない状況下で、個人個人の思いが絡み合うことでどうしようもない状況が生まれてしまう。そこに面白い/興味深いものが顕れてくると思うんですよね。 いや面白くないし、と。状況が良く把握できてないのだけど。超越的…

http://blog.goo.ne.jp/kamimagi/e/9f36dbaf70505c5804bd3ffe9669d18e web論客とか言われた。恥辱のあまり崩れ落ちそうです。超しょんぼり。

「なぜ〜してはいけないのか?」

http://d.hatena.ne.jp/ityou/20060618 http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20060620#1150807829そもそもの「なぜ〜してはいけないのか?」という問いかけが主体構成的な作用を持っているのがアレなわけですがー。http://flurry.hp.infoseek.co.jp/200402.htm…

転移とかいう難しい概念については全然知らないのだけど、浩平が里村に出会ってしまったためにアレしてしまう(そして里村を追い越してしまう)のって、そういうことなんじゃねえの? なんかこれ、前にも書いたような気がする。

ツンデレ・イン・ザ・レイン

このところ雨ばっかりですね。http://d.hatena.ne.jp/imaki/20060510#p3 http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20060511#1147365134 http://d.hatena.ne.jp/imaki/20060513 http://storybook.jp/note/?d=2006-05&m=month#/note/note060514.htm http://d.hatena.n…

テキトー翻訳

おまけ。恋愛の前提にあるのは、他者を自己の弱みとすること、弱くなること、小さくなること、愚かになること、という「安定した自己完結の暴力的喪失」という側面のほうなんじゃないか。そして、それは猫を飼うことで十分、達成されると思う。そういう意味…

jounoさんの文章に含まれている「本質的に受身の、コントロール不可能な経験」という受動的なものを指す言葉と、「決断」という能動的なものを指す言葉とを、どのように考え合わせれば良いだろうか。悩んでます。矛と盾。 それって一般的には「『自分ではコ…

上の続き。そうではなくて、主体の側の条件として、愛するかどうか、を考えている。愛してなくても愛されることは可能だと思うけど、そんなことして意味あるのか、というか、それは、「恋愛したい」というとき、意味されていることとはいえないのではないか…

kowagariのひととiduruのひとのやりとりは何だか妙な形で終結したみたいだけど、それはともかく前回からの続き。jounoさんへのお返事。http://d.hatena.ne.jp/jouno/20050910/1126371154 「彼がそこから得たもの」と「自己完結性の暴力的喪失」が不当に同一…

jounoさんの文章(http://d.hatena.ne.jp/jouno/20050910/1126349205)に関して。 引きこもりだの非モテだのといった問題系は、その最初から「外面的なもの/内面的なもの、の二重化」みたいなヤヤコシサと共にやってきたのは当たり前なことで。たとえば、引…